b.文字の線の太さと可読性(日本建築学会編:建築設計資料集成10集(1980)、p123、丸善) ○かたかな・ひらがな・数字などの単純な文字の場合は一般に線の太さを文字高の1/6〜1/8程度にすると見やすい。 ○漢字で白地黒文字の場合の文字の線の太さと可読性の関係は図20に示すとおりである。 白抜き文字の場合は白地黒文字の数値より10〜20%線の太さを細くしたほうが一般に見やすいとされている。 c.照明と可読性 ○外照式の場合は照度の影響が大きい。図21は白地黒文字の場合の照度と可読性の関連を示したものである。内照式の場合は特に輝度比の影響が大きい。 着色地白文字の場合は一般に着色部の輝度を白色部の輝度の0.1倍から0.3倍にすると最も可読性が高まるとされている。
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